核兵器をなくしたい
暑い8月の空、一瞬にして広島と長崎の町がなくなった。兵士ではない一般市民がなぜ殺されなければならなかったか。
地獄はその時では終わらなかった。ずっと後で市内に入った入市被爆、生まれてきた赤ちゃんの障がい、子どもの白血病、体がだるくて仕事ができずぶらぶら病と怠け者扱い、原爆症がうつるといわれて差別され、結婚もできない、ガンへの恐怖
張本さんや三宅さんもずっと明らかにできなかったこと。そしてまた将来の世代へも影響があるかも。新型爆弾ピカは64年経っても未知数。
米ソの軍拡競争時代に世界中で実験が行われて、被爆者はビキニ、ロシアのセミパラチンスクだけでなく、アメリカのネバダ実験場、アラモコード実験場、オーストラリア(英)、タヒチ(仏)、と世界中にいます。実験して実態が明らかでないのは中国、イギリス、フランス、インド、パキスタン、北朝鮮。( )内は実施した国
第2次大戦中に強制連行されてきた韓国の被爆者もいます。
被爆者は立ち上がった。一人では勝てないと「集団訴訟」に。10年以上かかった裁判で亡くなった原告もいます。被告の国は少し譲歩して病気の範囲を広げました。心筋梗塞や白内障も対象にしました。が、「原爆による…」という条件つきになったので、かえって厳しいとも言えます。どうやって原爆との因果関係を証明しろというのでしょう?
原告の被爆者が悪いのではない。原水爆を落とされてこんなになったのに、守ってくれるべき日本政府が助けてくれないなんて。 絶対、変!
二度とヒロシマを、ナガサキをくり返してはならないと 「私たち被爆者が平和を一番に訴えていかないといけんと思う」(広島市作製「ヒロシマ 母たちの祈り」より)
年取った被爆者にこんな言葉を言わせるなんて、情けない。戦後生まれの私たちは何をしているのだろうか!
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